Swift を始める前に – Swift 2 の基本の書き方


Swift を書く前に知っておきたい Swift の文法をまとめました。

定数宣言

Swift で定数を宣言する場合には let を使います。 Swift は型推論するので、 IntString などの型は記述しなくてもOKです。

変数宣言

Swift で変数を宣言する場合には var を使います。

定数・変数の宣言は、 Scala に似ていますね。

データ型

Int 整数

文字列に変換する時は descriptionメソッドを使います。

String 文字列

文字列はダブルクオート(")で囲みます。 結合には 演算子 + を使います。

文字列の比較には ==!= が使えます。

便利機能

文字列に関連した便利機能です。

文字列長を計算する
大文字・小文字変換にする。

NSString の持つメソッドとして、 capitalizedString, lowercaseString, uppercaseString があります。

capitalizedString
単語の先頭を大文字にします。 "mr. been""Mr. Been になります。
lowercaseString
すべてを小文字にします。 "QUIET PLEASE!"quiet please! になります。
uppercaseString
すべてを大文字にします。 "loud voice""LOUD VOICE" になります。

ディクショナリ

いわゆる連想配列です。 Python だと dict、 Ruby だと Hash が対応します。

上では型を記述して定義していますが、 型は省略できます。

制御文

条件分岐

if-else

特に難しくありません。 C, Java, PHP などと同じスタイルですが、 if の後の条件は括弧で囲まなくても OK です。

switch

書き方はシンプルで、 break を書かなくてもフォールスルーは起きません。 逆の言い方をすると、フォールスルーできなくなりました。 switch の後の判定条件は括弧で囲まなくても大丈夫です。

ループ

forwhile も、 Java や C, PHP のものから括弧が一部取れた形になります。