build.gradle, settings.gradle を Kotlin で書く (Gradle 4.4 RC 5)


Kotlin で build.gradle を書く方法をまとめました。 シンプルなプロジェクトを考えます。

環境

  • Kotlin 1.2.0
  • Gradle 4.4 RC 5

必須条件

build.gradle を Kotlin で書くためには Gradle 3.0 M 1 以上が、 settings.gradle.kts を Kotlin で書くには Gradle 4.4 RC1 以上が必要になります。

build.gradle

こちらは私がやっているプロジェクトでの例です。 Kotlin で書くと次のようになります。

Gradle 4.0 RC1 からは Kotlin DSL 0.9.0 が取り込まれているので必要ないのですが、 それより前のバージョンの Gradle を使っている場合は、 settings.gradle に次の記述を書き足す必要があります。

filter を使った例は Spring Boot のアプリケーションを AWS EC2 にデプロイする手順 にあります。

settings.gradle

こちらは Groovy の場合とあまり変わりありません。

Intellij IDEA の場合、 rootProjectgetName メソッド を持たないインターフェースとして認識されてしまうためキャストしています。 キャストしなくてもビルドは通ります。