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高齢化はこんなところにもあった! 製造業設備投資


朝刊2面から。

企業の設備投資が鈍化している。それもそのはず、この景気だ。工場や機械などの稼動年数を示す「設備年齢」は、製造業で13.21年(2008年10-12月期)と、前期比 +0.02年。同ページのグラフを見ると、2007年中盤あたりまで下がり傾向にあった製造業設備年齢が、上向きに転じているのがわかる。

第一生命研 永浜利広氏は、再審議中とを導入していない製造業者は国際競争において不利になると解く。そういえば、前に日経に乗っていたことがある。赤字は赤字でも、種類があると。「投資」を増やすことで赤字になっているのなら、それは前向きな赤字で、成長が見込める。

しかし、ちょっと待ってほしい。0.02年の高齢化は、0.1?0.2% 程度。同ページのグラフの縦軸を、0 から 14 までの範囲にして描き直して見てほしい。企業も、設備投資の重要性はわかっているはずだし、他国企業の動きも視野に入れているはずだ。それを考えると、国際競争力が鈍るというのは、行き過ぎた考えのように思えないだろうか。

気がついたときにはもう遅い、それが製造業なのかもしれないが・・・。

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