書店に置いてあったので読んでみました。(これを読んで初めて知ったのですが、ドイツ版のwikipediaでは、日本が中国の領土尖閣諸島(魚釣島)を侵略したと書かれているんですね。)
私の知らなかったことがたくさんありました。
- 日本以外に どこにでも時間指定で宅配できる国はない。
- 日本は実態よりもイメージが悪い、他の国はイメージよりも実態が悪い。(原発の問題とか。)
- ドイツですら電車は遅れて到着するのが普通。
- 各家庭で太陽光発電をして電気会社が買い取る仕組みになっているが、コスト的に見合わないため結局電気代が高くなっている。
- ドイツの一般的考え方では、「病気で会社を休むのに有休を使うのはおかしい!」
私はドイツに行ったことがないので、ドイツの環境を知ることができるこの本はとても興味深く読めました。また、日本人が日本のよさを顧みることができる書籍ではないかと思います。
『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵, 佐藤雅彦:日本経済新聞社) を読みました。
そういうことだったのか! というより、 そういう裏話があったのか! っていう驚きのほうが多かったです。 特に、アメリカをはじめとする関税の話。
もともと関税というのは、 外国のものが買えるような富裕層から税金をとろう、と言うものらしい。
その関税、 日本の関税は、世界での最低水準だけど、 日本でも、一部の農産物はメチャクチャ高い関税がかかっているそうで、 外国からは「関税を下げろ」と言われているらしい。
アメリカはというと、 牛肉の輸入自由化を唱えている一方で、 牛肉の関税はとても高く、 海外の牛肉は全く輸入していないそうです。
そんなわけで、オーストラリアはアメリカを批判しているそうです。 (オーストラリアの肉は品質管理がしっかりなされていますよね。)
これはほんの一部の話で、この20倍くらいの似たような話が詰まっている本でした。
書かれたのは数年前だけど、現在でも殆ど変わってないと思います。
Amazon の評価はすごいです。 高評価ってのもすごいんですが、 58件もカスタマーレビューがある、そこがすごい。
A Life Summary of an Gypsy