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賃貸保障会社が入居者を追い出す!?


国土交通省が、家賃保障会社を登録制にする・・・かも!? 朝刊経済面からです。

家賃保障会社とは、小生も利用している、家賃延滞時の身代わり会社である。貸主に代わりに家賃を払い、借主に請求をする。貸主は、収入の面でカバーされるので安心というわけだ。家賃保障会社は、借主が連帯保証人をつけていれば使う必要はない。つけていなければ、家賃保障会社を使うのが一般的。

いまなぜこの家賃保障会社が話題になっているかというと、“追い出し屋”というのが存在するからである。これは、少しでも家賃を滞納した場合に、借主を追い出してしまう、悪質な家賃保障会社だ。家賃保障会社としては、できるだけリスクをとりたくないので、一度でも滞納となると、出て行ってほしくなるわけだ。追い出し屋というのは、滞納が起こった時点で、対象物件の鍵を交換してしまったりする。そうすると、借主はもう住めないので、結局のところ、強制的に追い出し、その人のリスクを家賃保障会社が負うこともなくなるのである。

国交省は、この家賃保障会社を登録制にすることで、追い出し屋を減少させることができると考えている。そして、利用者が家賃保障会社を選べるようにするらしい。利用者というのは、借主である。ところで、借主がどうやって選ぶんだろうか。登録制にした後の登録用件として新聞に載っているのは、資本金。資本金ってそんなに会社のよしあしを表すものだろうか。やるだけ無駄だと思うのは、私だけだろか。

ついでに疑問なのは、この記事が経済面にあるということだ。日経の意図がわからん・・・。

なにはともあれ、家賃保障に関する相談が前年の2.5倍となっている今、こういった会社の規制はしてほしいと思う。不況で急増化したんだろう。今までこのへんを規制する法律はなかったそうだ。

賃貸の場合、家賃が払えなくなったとしても、ほかに住む場所がない場合は、それを理由にすみ続けることができると、大学生の頃に、法律系の講義で聞いた覚えがある。そんなことやる前に鍵を変えられたらどうしようもないけどな。実はその法律を悪用して住処をゲットするヤクザもいたりで・・・。


『経済ってそういうことだったのか会議』 を読んだ!


経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵, 佐藤雅彦:日本経済新聞社) を読みました。

そういうことだったのか! というより、 そういう裏話があったのか! っていう驚きのほうが多かったです。 特に、アメリカをはじめとする関税の話。

もともと関税というのは、 外国のものが買えるような富裕層から税金をとろう、と言うものらしい。

その関税、 日本の関税は、世界での最低水準だけど、 日本でも、一部の農産物はメチャクチャ高い関税がかかっているそうで、 外国からは「関税を下げろ」と言われているらしい。

アメリカはというと、 牛肉の輸入自由化を唱えている一方で、 牛肉の関税はとても高く、 海外の牛肉は全く輸入していないそうです。

そんなわけで、オーストラリアはアメリカを批判しているそうです。 (オーストラリアの肉は品質管理がしっかりなされていますよね。)

これはほんの一部の話で、この20倍くらいの似たような話が詰まっている本でした。

書かれたのは数年前だけど、現在でも殆ど変わってないと思います。

Amazon の評価はすごいです。 高評価ってのもすごいんですが、 58件もカスタマーレビューがある、そこがすごい。