小説という現実 『闇の子どもたち』


『闇の子供たち(幻冬舎文庫)』(梁 石日)
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友人に勧められて、『闇の子供たち』という本を読んだ。

これは、幼児売買という一般的に知られた物事の一部始終を詳細に書き綴ったもの。

小説にして書いてあるのは、“小説”というカタチでないと出版できないからだ。

舞台はタイ。
日々行われている幼児売買ビジネス
思わず目をそらしたくなるような凄惨な描写が続く。

信じたくない、しかし変えがたい現実。
自分の産んだ子でさえも、自ら焼き殺してしまう、そんな生活がある。

幼児売買は日本に住む私たちにとって、縁のない出来事のように思えるかもしれない。しかし、我々がよかれと思ってやっていることが、幼児売買・殺害に直結してしまうことだってある
そんな現実を教えてくれる一冊です。

DVDやBDも発売されていて、映画にもなっているそうですが、いろんな方のコメントを見る限り、映像では、オブラートに包まれてしまっているところが多いようです。映画では、視点となる人物が別の人になるので、それはそれで意味のあるものかもしれませんが。

しかしまぁ、この瞬間も犯罪は行われているんですよね。

『闇の子供たち(幻冬舎文庫)』(梁 石日)
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『経済ってそういうことだったのか会議』 を読んだ!


経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵, 佐藤雅彦:日本経済新聞社) を読みました。

そういうことだったのか! というより、 そういう裏話があったのか! っていう驚きのほうが多かったです。 特に、アメリカをはじめとする関税の話。

もともと関税というのは、 外国のものが買えるような富裕層から税金をとろう、と言うものらしい。

その関税、 日本の関税は、世界での最低水準だけど、 日本でも、一部の農産物はメチャクチャ高い関税がかかっているそうで、 外国からは「関税を下げろ」と言われているらしい。

アメリカはというと、 牛肉の輸入自由化を唱えている一方で、 牛肉の関税はとても高く、 海外の牛肉は全く輸入していないそうです。

そんなわけで、オーストラリアはアメリカを批判しているそうです。 (オーストラリアの肉は品質管理がしっかりなされていますよね。)

これはほんの一部の話で、この20倍くらいの似たような話が詰まっている本でした。

書かれたのは数年前だけど、現在でも殆ど変わってないと思います。

Amazon の評価はすごいです。 高評価ってのもすごいんですが、 58件もカスタマーレビューがある、そこがすごい。


A Life Summary of an Gypsy