目次
Python の 3種類の exit
について説明します。
sys.exit()
sys.exit()
が実行されると、 プロセスが終了します。 これは Python のファイルを実行するときに役に立ちます。 Python では、関数の中でしか return
が使えません。 代わりに sys.exit()
が使えます。
この sys.exit()
は引数に終了ステータスを入れることができます。
1 2 3 4 5 6 7 |
import sys /* Code */ sys.exit(0) /* Code */ |
sys.exit()
は、 内部的に raise SystemExit()
を実行しています。
os._exit()
fork()
によって生成された子プロセスのなかで実行するもので、 C言語の _exit()
を実行します。
exit()
Python のインタラクティブシェルを終了する関数です。 python code.py
のように実行するファイルの中に書いても、 sys.exit()
とは異なりプログラムそのものは終了しません。