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無機化学は効率よく覚えよう 『無機化学が面白いほどわかる本』


『無機化学が面白いほどわかる本(中経出版)』(川辺 徳彰)
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いいところ

理論化学に続いて無機化学の本です。これも、レイアウト等は、前記事に書いたとおりです。図解メインの参考書で、全体像のわかるフローチャートがついています。繰り返しになりますが、今学んでいる分野が、全体のどの位置にあって、これから何を学べばいいかがわかる本です。

特に無機化学は、覚えることが多いです。各元素の特徴を訊かれますからね。さて、その各元素の特徴なのですが、この本は、各元素について、化合物との関連を示した図が入っています。百聞は一見に如かず、画像を載せますね。

  • Al: アルミニウム
  • N: 窒素

各元素のセクションのトップに、このようなまとめの図が載せてあります。その後ろには各種の説明が整理された上で載せられています。

  • Ag: 銀

この部分については、私が後に使うようになった本のほうが見やすいかもしれません。ただ、この本がほかの本と違うところは、その関係図の内容が詳しく説明されていることと、各物質の比較表です。これはなかなか他の本には見られません。P.52[の強弱], P.53[塩基比較], P.56, 57[酸性物質塩基性物質を周期表にて一覧で見られるようにしたもの], P.59, 60, 79 などです。

  • イオン化傾向

使い方

では私の使い方を紹介しましょう。私がよく使ったページは3つ。

まず1つは、イオン化傾向。沈殿物比較して一覧で見られるのがポイントです。私はこれで沈殿物の性質を覚えるようにしていました。文字で覚えるより、図で覚えたほうが覚えやすいですからね。

2つめが P.165。P.81 でも沈殿物の色などについては見ることができるのですが、中には、鉄のように、酸素のみと結合する場合だけでも複数の色になる元素や、P.81 に載っていない元素があったりします。遷移金属というタイトルがついています。錯イオンについても書かれています。これも一覧で覚えるようにしました。

3つめに P.186, 187。コレは絶対見ておきたいページ ですね。無機化学の最後の砦といえば、そう、元素の分離です。HCl 等を加えていって、何の元素が入っているかを当てる問題。試薬と沈殿の性質アルゴリズムがまとめられています。こういう分析の問題には苦労しましたが、こういったチャートがあると覚えやすいですね。

化学は、地学、生物に次いで暗記項目が多い科目と言われます。効率よく覚えましょう。テスト前に役立つことが多かったです。

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重要ポイントをコンパクトにまとめました 『理論化学が面白いほどわかる本』


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高校生向けの化学参考書。理系でも文系でも通る道、理論化学です。

いいところ

この本のいいところは、図解、そして、全体像のわかるフローチャート。表紙にもあるとおり、今学んでいる分野が、全体のどの位置にあって、これから何を学べばいいかがわかるようになっています。つまり、今やっているところがわからないなぁ、となったら、どこに戻って勉強すればよいかがわかる本なんです。その意味で、困ったときの救世主といえます。

図解について説明します。もちろん重要ポイントはまとめられているのですが、この本が他の本と違うところは、図をふんだんに取り入れているところです。グラフ、図、モデル、……。どこに、熱化学方程式を分子の図を使って説明している本があるでしょうか。

  • ボイル・シャルルの法則
  • 中和滴定
  • 電池

特に、私がよく利用していたのは、酸化剤・還元剤のページです。載っている酸化剤・還元剤の種類が豊富なんです。水溶液の中で、どの物質がどのタイミングで機能するのかが一目でわかり、非常に役に立ちました。

酸化剤と還元剤

使い方

私の、この本の使い方について紹介します。この本が、ポイントがまとめられた本であること、私が理系で、詳しい理論を学びたいことから、メインの参考書としては使いませんでした。では、どのように使ったか。

難易度の高い参考書を読んでいて、すっきりした説明がほしくなったときに読んでいました。また、コンパクトにまとまっていることから、テスト前の復習として読むようにしていました。全般的に、化学にはなじみにくかったので、こういった本で、化学に入っていきやすい状況を作っていました。

こちらは理論化学ですが、有機化学版無機化学版もつかっていました。

その他化学の参考書についてはこちらもご覧ください。

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