目次
TechAcademy の Webアプリケーションコース で、 何を学べるのか、 修了後の進路になにがあるのか、まとめました。
Webアプリケーションコースの学習コンテンツ
Webアプリケーションコースでは、下記のコンテンツを学べます。 アプリケーションとして Ruby でいきなり作るというわけではなく、 Git, SQL, HTML5, CSS3 といった基本からしっかりやるあたり、 初心者もサポートしようという心意気が伝わってきます。
- Ruby / Ruby on Rails
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Ruby は世界中で使われているプログラミング言語で、 Ruby on Rails は Ruby と組み合わせて使うフレームワークです。 スタートアップ企業ではよく使われていたり、 Rails の SES や フリーランス の単価は非常に高いなど(2019年6月時点)、 職を得るという視点では強い言語です。
- Git / GitHub
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エンジニアリングの基本のひとつ、 Git を学びます。 コース内では、プログラムを保管しておくための GitHub も使います。 GitHub が使えるようになると、 世界中の優れたコードから学べるようになりますし、 自分で開発したソフトウェアを公開することもできます。 私もオープンソースのコードを公開して、エディタのライセンスを取得したりしています。
HTML5 と CSS3 (と JavaScript) だけで作られたページなら、 GitHub で公開することもできます。 Ruby の Jekyll を使ったページなら、 無料で公開できます。
- SQL
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データを扱うための特別な作法を学びます。 Ruby だけでもファイルに書き込んだりできますが、 実際のウェブアプリケーションとなるともっと高性能なデータ管理ツール(データベース)が必要になります。 SQL はそのようなデータベースとの連携を可能にするスキルです。
Webアプリケーションコース とはずれますが、 データ分析 でも必須の知識です。
- HTML5 / CSS3
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ウェブページを開発する上で避けては通れない HTML5, CSS3 です。 この2つがあればウェブサイトは作成可能です。 Rails は、 ウェブサイトでユーザから入力できるようにしたり、 ユーザの入力を他のサービスと繋げるために必要です。
- Bootstrap
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ウェブページの構成を簡単に作るためのツールです。 HTML5, CSS3 だけでもウェブページは作れるのですが、 Bootstrap は CSS3 でよく使う機能をまとめたものです。 これが使えると、ページ作成のスピードがぐーんとアップします。
Bootstrap にはデザインに関する要素とレイアウトに関する要素があり、 レイアウトに関する要素を使って、 個々のパーツは CSS3 でデザインするという形にすると、きれいにページを作れます。
- Heroku
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サービスを公開するプラットフォームで、 Rails を用いたアプリケーションも公開可能です。 もちろん自分で作ったアプリケーションも公開できます。
プランの中には無料で使えるものもあります。
おすすめポイント
TechAcademy Webアプリケーションコースのおすすめポイントは、 「3つのアプリケーション開発」と「メンターの存在」です。
3つのアプリケーション開発
プログラミングに限りませんが、課題をこなして その度に調べて覚えていく方式が、 一番知識も技能も定着します。 TechAcademy の Webアプリケーションコース は その仕組みでしっかりと知識を体得できるようになっています。
それは次のアプリケーション開発がカリキュラムに入っていることからわかります。
- メッセージボード
- メッセージをやりとりできる掲示板のアプリケーションです。
- Twitter クローン
- Twitter に似た機能をもつアプリケーションです。
- オリジナルサービス
- 自分のアイディアで作るアプリケーションです。
作るアプリケーションが3つあります。 同じフレームワーク Rails で 3回繰り返してアプリケーションを作成すれば、 ほかのアプリケーションもだいたい構造が想像できるようになります。
人によって習熟度は異なってくると思いますが、これらのアプリケーション開発がひとりできるようなら、エンジニアのスタートラインには十分立てるレベルです。
メンターの存在
メンターは受講者を素早くサポートしてくれます。 調べてもどうしてもわからないことが出てきたときに、大きな助けとなります。
また、最後のアプリケーション演習、「オリジナルサービス」の開発では、メンターと相談しながらテーマを設定したりするのがおすすめです。 少し高めの目標にして、メンターをうまく利用してどんどん知識を吸収しましょう。
私も別のオンラインコースを受けたことがありますが、メンターはとても大切な位置付けでした。
将来性
Rails エンジニア の単価はかなり高くなっています。 特にスタートアップ企業では Rails を使う傾向にあるというのも大きな理由のひとつです。
有名なところでは次の企業が Rails を使用しています。
- カカクコム
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価格.com、食べログなどのサービスを手がける東証一部上場企業です。 Rails を大規模サービスで使用しています。
- サイバーエージェント
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言わずと知れた大手企業です。 一部のサービスで Rails を使用しています。 東証一部に上場しています。
- GMOペパボ
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アプリケーションサービスの提供やレンタルサーバサービスを提供している企業で、東証ジャスダックに上場しています。
- Sansan
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名刺管理アプリを開発している会社です。 東証マザーズに上場しています。
TechAcademy では、 コース受講者の転職サポートも行なっていますので、 今の時点でエンジニアの業界に詳しくなくても気にする必要はありません。
もちろん副業としてエンジニアをやるのもありです。 次の画像は CrowdWorks で Rails と検索して出てきた時間単価の募集です。 最初に表示されたいくつかの案件を見ると、 Rails エンジニアの単価は 2000円 以上 3000円 以下 となっています。 プロジェクト型のものでは 1件 500万円 のものもありました。
始めてみよう!と思ったら
ここまで読んで、是非ともやってみたいと思った方は早速 TechAcademy に申し込みましょう。 といっても、まずは無料コースを受講してください。
無料コースを受講しなくても、 Webアプリケーションコースは受講できますが、 「やっぱり思っていたのと違う!」 となったら困りますよね。 特に TechAcademy は返金される条件が厳しいので、 始めて3週間後に「やめたい」と思ってもお金は返ってきません。
無料コースは1週間程度の体験コースになりますが、受けておくことをお勧めします。 メンターに質問もできますので、 疑問があればそこでたくさん質問しましょう!