流動資産に含まれるもの


流動資産に含まれるもの

流動資産は1年内の支払債務である流動負債をカバーしているかが重要な着眼点になる。

  • 当座資金
    • 現金預金
    • 受取手形
    • 売掛金
    • 有価証券
  • 棚卸資産
    • 製品・商品
    • 仕掛品
    • 原材料・貯蔵品
  • その他の流動資産
    • 前渡金 (材料代・外注代など)
    • 前払費用 (損害保険料の未経過分,前払利息など)
    • 未収金 (定資産等の売却未収金など)
    • 仮払金
    • 貸付金
    • 繰延税金資産

売掛債権 または 売上債権

受取手形,売掛金の合計。

手元流動性

現金預金と有価証券の合計額が月売上高何ヶ月分あるか。

割引手形,譲渡手形,前受金を考慮して計算するのが重要らしいが・・・これはよくわかっていない。

棚卸資産の評価方法

評価方法は複数ある。簿記2級ででてきたのは先入先出、後入先出、移動平均。経験上よく見たことがあるのは移動平均。

  • 個別法
  • 先入先出法
  • 後入先出法
  • 単純平均法
  • 総平均法
  • 移動平均法
  • 最終仕入原価法
  • 売価還元法

計算された価格より正味売却価値が下落していれば、正味売却価値で期末棚卸資産を計算する。

注意点

貸倒引当金は当座資産から控除する。

評価方法によって棚卸資産評価額は大きく変わってくる。