ProctorU の登録をするときに、 University of the People を探そうとして、 全然見つからず、 困ったことがあります。
状況
University of the People の ENGL0101 コース では、 最終試験 (final exam) を受けるときに 監督者をつける必要があります。 条件を満たす人なら誰でもいいのですが、 そういう適任者がいない人は、 ProctorU という第三者機関を使って 監督者をつけることができます。 有料です。
監督者を ProctorU を使って登録しようとしていたのですが、 アカウント作成時に選択する試験機関で University of the People が見つけられず、アカウントの作成すら進まない状態でした。
原因
“University of the People” を “University of People” で検索していました。
出てきてもおかしくないと思うのですが、 語順を正確に、そして単語を省略することなく入力する必要がありました。
監督者(Proctor) と ProctorU
University of the People のいくつかのコースでは、 最終試験に監督者をつける必要があります。 監督者は、試験中、受験者を監督します。 受験者自身が監督者を選ぶことになるのですが、その方法には自分で直接選ぶか、第3者機関を利用して監督者を選ぶかの2つの方法があります。
ProctorU は試験監督サービスを提供している第3者機関のひとつで、 インターネット上で監督者を選ぶことができます。 時間帯も非常に柔軟に選択できます(私が ENGL0101 で利用した時は、日本時間の 日曜 14:00 頃 でした)。 ProctorU の監督者は、遠隔地からパソコンのカメラ・スピーカーを通して受験者を監督します。
自分で監督者を見つけて設定する場合は、次の要件に気をつけます。
- 21歳以上。
- インターネットに接続でき、e-mailが使えること。
- 試験中、受験者と同じ部屋で、受験者をずっと監督できること。
- テストの受験者でないこと。
- University of the People への入学者や学生でないこと。
- 受験者の親族でないこと。
受験者は監督者に報酬を渡してはいけないことになっています。 金銭以外でもだめなので、 食事を奢るというのもダメです。 詳しいことは University Catalog に載っています。
そんな人が見つけられない場合に ProctorU または監督者サービスを提供する認定された第3者機関を使って監督者を選任できます。 その場合のサービス利用料は支払う必要があります。
学生は試験までに自分の監督者を選ぶ必要がありますので、試験機関開始の日まで University of the People から複数回、「監督者登録した?」「もう監督者決まってる?」というメールが届きます。
ProctorU でわからないことがあったら、待っていても解決しないので、 University of the People に問い合わせましょう。