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電力自由化 が始まって3年が経ちますが、 改めて、電力自由化とはなんなのか、 メリットとともにまとめました。 記事の最後で電力比較サイトを2つ紹介しています。
電力自由化の概要
これまで家庭などに向けた電力の販売は、旧一般電気事業者10社に独占されていました。 それが2016年4月の法改正によって、さまざまな業種の企業が電力の販売に参入できるようになったことを電力自由化といいます。 今までよりも多くの企業・電力会社が、地域の枠を超えてサービスを提供できるようになりました。
旧一般電気事業者とは北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力です。 おなじみの会社たちですね。
エネチェンジの調べによると、この電力自由化の後、 私たちはなんと269社から電力を買うことができます(2019年5月27日時点)。
本当に電力会社を切り替えた方がいいのか?
私は、電力会社を変えてメリットがありましたし、変えることをおすすめします。
電力を安くしたかったというのもあるのですが、特に私は、毎月紙で配られる電気使用量のお知らせが煩わしかったので、オンラインで使用電力・料金の確認できるという条件で電力会社を探して変更しました。 毎月の使用量もグラフで見ることができてとても便利です。 申し込みもウェブでちょっと入力するだけでした。 基本的に他の電力会社を選ぶ場合でも、Webから入力して申し込めば切り替え完了です。
Webからちょっと入力するだけで年間数万円が安くなるんです。 これはもう やらない手はないですね。
電力会社を切り替えるポイント
人によって電力会社選びで重視したいポイントは少しずつ違ってくるかもしれません。 次のような理由で電力会社の切り替えをするケースが多いです。
安くしたい
ダントツに多い理由です。 人によって一番安くなる電力会社は変わってきます。 たとえば毎月1万円以上の電気代を支払っている人に向けておすすめのプランを提供している会社もあります。 別のサービスと組み合わせて「セット割」を提供する料金メニューもあります。 通信会社であれば、「インターネット・スマートフォン」と「電気」をセットにして、毎月の通信料を割り引く料金メニューがあります。 ガス会社であれば、「ガス」と「電気」のセットで割引になる料金メニューもあります。
過去の使用量をグラフで見たい
ウェブから確認できる電力会社を選びましょう。 たとえば 【楽天エナジー】 は過去の電力使用量・金額をウェブから確認できます。
環境に優しい電気を使いたい
電力会社によっては、太陽光発電や風力による電源を多めに提供しているなど、提供する電気の電源が異なってきます。 これは各販売会社の電源構成というのを調べるとわかります。
電気代を安くしよう!
金額が安くなるのは一番大きなメリットですね。 お得に節約しましょう!
そもそもどれくらい安くなるの?
2017年8,9月に行われた、 GfKジャパンによる「電力自由化調査2017」では、電力購入を切り替えた人のうち、71%もの人が「安くなった」と回答しています。
そして、全体の5割ほどが、5%以上安くなったと回答しており、その中の4割は 10%以上安くなったと回答しています。
価格.com に掲載されている試算では、 東京エリアの一人暮らしで12,000円程度、 3人暮らしでは35,000円程度安くなると計算されています。
電力会社を選ぼう!
それでは早速どの電力会社がいいのかを検討してみましょう。 269社を比較検討するのが大変だということは私でもわかります。 ここで比較サイトを使います。
電力会社比較で優れているのは、 エネチェンジ です。 必要項目を入力すると、エネチェンジのアルゴリズムがあなたにおすすめの電力プランをリストアップしてくれます。
私はエネチェンジの社長と話したこともあるのですが、 エネチェンジはケンブリッジで開発したデータ解析技術を利用してサービス開発を行うなど、最新の技術を取り入れてサービスを展開しています。 AI で 人気のプログラミング言語 Python も使っており、 電力会社比較の精度も非常に高くなっています。 人力で調べるより断然おすすめです。
条件を入力して検索すると、次のように、安くなるプランがずらりと一覧で表示されます。
実はエネチェンジは試してみたんだよね、 という方のために、もうひとつ比較サイトを紹介します。 【電気チョイス】です。
キャッシュバックがあるのがいいですね。
携帯電話でもいろんな会社が参入して、安く使えるようになったように、 電力会社をうまく選べば安くできる時代になりました。 自分にあった電力会社を選んで、 賢くお金を使いましょう。