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アメリカと核兵器


2013年3月11日、日本の原子力発電所が爆発しました。四川の地震では中国で原子力発電所が爆発、チェルノブイリでも原子力発電所が爆発。北朝鮮では核弾頭ミサイルが開発され、日本海に向けて発射されている。

ところでアメリカを忘れていませんか?

アメリカ合衆国は核保有国のひとつです。あのアメリカですからいろいろとヤバいことやってそうですよね。

アメリカでは、2013年だけで少なくとも4回の核爆発が起こっています。

2013.10.30
核性能実験(10回目)
2013.08.20
核性能実験(9回目)
2013.03.12
核性能実験(7、8回目)

参考: 日本非核宣言自治体協議会, 平和首長会議「核実験に対する抗議文一覧」 (リンク切れ: http://www.nucfreejapan.com/kaku_1.htm)

もちろん安全性には気をつけているんでしょうけど、なんといっても核です。(ウクライナの核、イランの核、北朝鮮の核弾頭ミサイルのニュースが多い裏でアメリカの核を意図的に隠蔽しているような気もします。)

理想論を言うようですが、兵器なんてものはないほうがいいですね。


借金依存型経済の建て直し 量的緩和政策の効果は?


量的緩和政策に欧州中央銀行が乗り出しました。朝刊1面、総合3面、夕刊1面、マーケット総合2 5面から読み解きます。

金融崩壊まで、借金・ローンに頼ってきた世界経済。ローンがつぶれ、経済を支えるものがなくなった。要するに、手元資金がガクンと減ったのだ。これについては、別ブログにちょっと書いたこともある。

今回の量的緩和についてみていこうと思う。まず、サブプライムが消え、手持ち資金はなくなった。わかりやすくいえば、今まで100万円持っていたのが、ローン不可になって50万円に減ってしまいましたよ、いままでと同じような生活をしようと思ったら、100万円ないとダメだけれど、ローンが使えなくなった今、それは無理ですという流れ。一般の商品購入も、カードローンなんかが使われたり、その他のローンが使われたりしていたから。特にアメリカでは。(いつぞやのFX攻略.comに書いてあった。)

そんなわけで、現在は、市場に流通する貨幣の量も、減っていて、今までと同じ取引量を維持しようと思ってもとうてい無理なわけ。だから量的緩和。じゃあ量的緩和したら本当に経済は回復するのか?? 問題はここだ。

欧州中央銀行は、政策金利を下げて、金融機関への資金の貸付期間を延長した。しわよせは中央銀行に・・・。イングランド銀行も量的緩和。欧州中銀は政策金利を日米並に揃えた。

この政策、いつまで続くんでしょう。夕刊1面の記事によると、大手10社で7.4兆円の不足。いままでローンでまかなってきた分を、現金として支給すれば元通りになるんでしょうか。

私は、このまま流通貨幣を増やし続けても、経済に歪ができるような気がしています。ローンだったものを、現金として支給。価値としてはかわらないのかもしれませんが、流動性がぐんと上がります。日本、アメリカと、以前と同じ水準まで保有資産価値が上がったとします。でも流動性は以前より上がっています。日本とアメリカ、同じ動きをするでしょうか。

私が気にしているのは、国民性。アメリカの会社と日本の会社、同じだけのお金が入っても、使い方はちがうだろうなと。すると、今までとは違ったバランスポイントができるため、2007年からみると、ちょっとおかしなカタチになるように思います。それでしばらく、あーでもないこーでもないと、論争が続くでしょう。

そうなると、「本当に回復できるのか」ってのが気になりますよね。なんともいえないのですが、日刊現代GW特大号には、結構悲観的なことが書かれていましたよ。一般国民にはどうにもできないことなんですけどね。

あんまり動かずに、アメリカが回復するまで耐えることです。欧州中銀も、なんでいまさら貸付期間の延長をしたんでしょうね。つまり、なんでもっと早く見抜けなかったのかと。

GWには、ちょっと前向きな動きがあったように思いますが、失業率が高い中、量的緩和に本当に意味があるのかと、疑問を持っております。あ、あの高速道路の料金、実は無料化にしたほうが経済効果が高いと試算が出ていたんですよ、知ってました? 雑誌に書いてありました。


『経済ってそういうことだったのか会議』 を読んだ!


経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵, 佐藤雅彦:日本経済新聞社) を読みました。

そういうことだったのか! というより、 そういう裏話があったのか! っていう驚きのほうが多かったです。 特に、アメリカをはじめとする関税の話。

もともと関税というのは、 外国のものが買えるような富裕層から税金をとろう、と言うものらしい。

その関税、 日本の関税は、世界での最低水準だけど、 日本でも、一部の農産物はメチャクチャ高い関税がかかっているそうで、 外国からは「関税を下げろ」と言われているらしい。

アメリカはというと、 牛肉の輸入自由化を唱えている一方で、 牛肉の関税はとても高く、 海外の牛肉は全く輸入していないそうです。

そんなわけで、オーストラリアはアメリカを批判しているそうです。 (オーストラリアの肉は品質管理がしっかりなされていますよね。)

これはほんの一部の話で、この20倍くらいの似たような話が詰まっている本でした。

書かれたのは数年前だけど、現在でも殆ど変わってないと思います。

Amazon の評価はすごいです。 高評価ってのもすごいんですが、 58件もカスタマーレビューがある、そこがすごい。