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一線を画す血液型の本 『自分も知らないB型の正体』


『本当にそうなの? 迷惑なO型(三五館)』(摩弥)
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『だれも知らないA型の奇跡(三五館)』(摩弥)
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『自分も知らないB型の正体(三五館)』(摩弥)
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『笑ってていいの? まさかのAB型(三五館)』(摩弥)
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最近、mixi でもについての文書が多く書かれるようになりました。性格には、どんな相関があるんでしょう。の本は何冊も出版されていますが、その中でも一線を画す本を見つけました。

自分のを見てみると・・・そのとおりだと思えることも、ちょっと違うのではないかと思えることもありました。には“傾向がある”という話があるだけで、“絶対に”というものはありませんからね。

人間O, A, B, AB)の進化の過程や、発祥地から特徴付けられる各性質など、おもしろい構成になっていました。

蚊に刺されやすいとか・・・。

私の知人がどうしてあーなのか、妙に納得した瞬間もありました。

今 あなたが思っているのは、「一線を画すと書いているけれど、それはいったいどこなのか」ということですよね。

それは、によって、話の組み立てが違うということです。九星気学にしても、六星占術西洋占星術にしても、本の枠組みをつくってから、各星・星座について書いていくのが一般的ですし、についてもそれが一般的なのですが、この本は、パッと開いただけで構成の違いがわかるような組み立てになっています。各血液型にあわせて作られているんでしょうか。

また、この本は、ポジティブで、広がりを見せています。どういうことかというと、各血液型の特徴をポジティブにとらえるだけではなく、その性質がどのように役に立つか、役に立てられるかが書かれているんです。そこもまた、いいところですよね。

本を読んでいて思ったのは、この本が、事実を交えた無理のない話の進め方をしているということ。たぶんこの人A型ではないか・・・。

調べてみたらA型でした。

占い”というのは、5つの性質のうち、2つぐらいははずれるものです。私も、別の性質に近いのではないかと思ったことがあります。

どうしてでしょうか。私の祖先に別のの人がいたからでしょうか。

あるが、遊牧民だったからこんな性質になった、狩りをしていたからこんな性質になった、と書いてあり、また、昔の情報そのものがDNAに刻み込まれているという話も書いてありました。そう考えると、私の直系血族のの性質を、私が背負っていることになりますよね。要するに、私たちは、今のの性質だけを持っているわけではないと。

なぜ、人間の性格に影響するんでしょうね。それとも、私が偶然 理想的な(?)理論にあてはまっていたのでしょうか。  占星術なんかになると、もう統計をとるくらいしか確かめようがないと思いますが、はなにか方法があるような気がします。

さて、ここまで書いてきて・・・私は何型だと思われているんでしょうか?

ちなみに、この4冊のこの順番、ある規則で並べてあります。

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計画的多読 『本は同時に10冊読め!』


『本は10冊同時に読め! ― 本を読まない人はサルである! 生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)』(成毛 眞)
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この著者は、この方法で、さまざまなジャンルの本を読んでいるとのこと。

本書に書いてあったのですが、外国で、電気等が止まり、テレビなどの家電製品が使えなくなったときのことが書いてありました。子どもたちは外で元気に遊ぶようになり、生き生きしてきたようです。電機というものが、どれだけ我々の精神生活水準を落としていたかがわかりますね。

確かに、テレビやラジオ、パソコンといったメディアは、受身をつくりだしているように思えます。テレビやゲームなんて、その場の楽しさだけで終わってしまいますしね。

反対に、書籍は読めば役に立つし、後で使えることもある。そして教養も身に付く。

今、話題のゲームについて知ることは、今なら役に立つかもしれない。しかし、いずれは消えゆくもの。2年もすれば何の役にも立たない。その場では楽しいかもしれないけれど。一方、本を読んでおけば、今も役に立つし、後でも知識として役立てることができる。

私の児童-生徒の時代を振り返ってみても、そんなんだった。

テレビは見るなと言われたので、テレビを見ずに本を読んでいた。そのうちニュースは見なさいといわれたが・・・。そうやって得た知識は、数年後に役に立った実感がある。

よく考えると、これは、すべての根本的原理をあらわしたものだということに気づく。 それは、消費投資の違いだ。

テレビを見たり、ゲームをやるにはお金も時間もかかる。また、本を読むにも、お金(場合によっては)と時間がかかる。しかし、多くの人にとって、テレビやゲームはお金を単に消費しているに過ぎず、一方の読書は投資に値する。「多くの人にとって」と書いたのは、テレビやゲームが投資になる人たちがいるからだ。

まだまだ消費を続けるか、それとも投資をするか。

私は、この本を読んでからというもの、効率のいい投資ができるようになったと思う。 これを読んだのは数週間前で、そんなに昔のことではない。それでも結構な投資ができているということは、今まで多くの消費をしていたということで、反省せねばならない。

本書には、今の政治にはなにが必要なのか、なにを理解するべきなのかまで書かれていた。ただ彼は政界にいるわけではない、多くの本を読んでいるからこそ書ける内容である。

あなたは消費を続けますか?

『本は10冊同時に読め! ― 本を読まない人はサルである! 生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)』(成毛 眞)
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小説という現実 『闇の子どもたち』


『闇の子供たち(幻冬舎文庫)』(梁 石日)
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友人に勧められて、『闇の子供たち』という本を読んだ。

これは、幼児売買という一般的に知られた物事の一部始終を詳細に書き綴ったもの。

小説にして書いてあるのは、“小説”というカタチでないと出版できないからだ。

舞台はタイ。
日々行われている幼児売買ビジネス
思わず目をそらしたくなるような凄惨な描写が続く。

信じたくない、しかし変えがたい現実。
自分の産んだ子でさえも、自ら焼き殺してしまう、そんな生活がある。

幼児売買は日本に住む私たちにとって、縁のない出来事のように思えるかもしれない。しかし、我々がよかれと思ってやっていることが、幼児売買・殺害に直結してしまうことだってある
そんな現実を教えてくれる一冊です。

DVDやBDも発売されていて、映画にもなっているそうですが、いろんな方のコメントを見る限り、映像では、オブラートに包まれてしまっているところが多いようです。映画では、視点となる人物が別の人になるので、それはそれで意味のあるものかもしれませんが。

しかしまぁ、この瞬間も犯罪は行われているんですよね。

『闇の子供たち(幻冬舎文庫)』(梁 石日)
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