振動
ある安定点の周りで微小な変異を与えた時に、復元力が働いてその周りで繰り返し往復運動が起きる現象です。
2週間ほど前に「ミサワホーム」を社名に含む会社が、我が家の近くで建物の取り壊し工事を始めました。 とても酷い工事だったので、なにが酷かったのかまとめておこうと思います。
工事現場が含まれる市区町村のルールに反していました。 そこでは、解体工事をする際は1週間以上前に特定の項目について周辺住民に説明をする必要があったのですが、そのような説明は一切ありませんでした。
問い詰めたところ、「大規模工事ならやる必要があることは知っていたんですが、それ以外の場合に説明の必要があるとは思っていませんでした」とのこと。 その後書面で工事内容をもらいましたが、後から見たら必要事項が1つ抜けていました。
あまりに酷いようなら市役所・区役所に事情を説明してなんとかしてもらったほうがいいです。 今回は書面で提出させて終わりましたが。
妻が解体方法について心配になり、工事現場を統括する担当者に問い合わせました。 これは書面での説明書をもらう前のことです。
現場担当者の回答は次の通りでした。
しかし本格的に工事が始まると、ガンガン破壊しているように見えます。 再度問い合わせたときの現場担当者の回答は次の通りでした。
これは話がまるで違う。 そして、屋根より高いところまで設置するはずのシートは、屋根より低いところまでしか設置されませんでした。 また、シートの設置が確認できたのは、シートが確認できない旨の連絡を何度か入れた後でした。
説明によると 作業時間は 8:00-18:00 だったのですが、 ある日作業は 19:00 まで続きました。 作業者の労働時間が何時間になろうと構わないのですが、 騒音と振動がひどくて家族が怯えていました。
18:30 の時点で いつ終わるのか担当者に問い合わせたところ、「きりが悪いので続けていました、作業はもう終わりです」と返ってきました。
きりが悪いから続けていたというのは迷惑でしかないのですが、更にひどいことに、その後も 19:00 まで作業が続きました。
連日ひどい振動が続きました。 地震が起きているかと思うぐらい、家が揺れていました。 早めに市役所・区役所に相談すればよかったのですが、工事が終わりに差し掛かるまで相談していませんでした。
振動規制法という法律もあって、振動についてもルールがあります。 市役所・区役所に言えば実際に測定して問題があれば指導してくれるというネットの情報を見ました。 もし振動が心配なら早めに相談するのがいいです。
そんな酷い工事がありました。 近くで工事のある人、気を付けて問題があれば早めに役所を巻き込むのがいいと思います。
妻が気にしていたことについても紹介程度に書いておきます。
家によるのですが、取り壊したときに害虫がわんさか出てくることがあります。 たとえばそれが目の前の家だったりする場合、見たこともない害虫が自宅に侵入してくることがあります。 風で飛ばされたりして。
現場担当者に害虫対策の実施予定について聞いたところ、「今まで害虫が出たという話を聞いたことがないので、特に対策をする予定はない」と答えが返ってきました。 害虫が出たという話を聞いたことがないのは単に言われていないだけなので、本当にそういうことがなかったか否かは不明です。
もし心配なら、自分で対策を行うしかないです。 また、自宅を取り壊すときは 周りの人に迷惑がかからないよう、害虫駆除を行ってから解体しましょう。