psqlでSQLを実行していると、たまに画面が切り替わって q を押さないと元に戻らないことがあります。 それ自体は問題ないのですが、 q を押すと出力されていた値が見えなくなるので、 “さっきの値” を確認したい場合に困ってしまうことがあります。
そんなときにはページャをオフにすることで、すべてのSQL結果を残しつつ、次のプロンプトに進むことができるようになります。 psql では、 結果が画面の文字幅を超えてしまう場合に、自動的にページャが使われるようになっています。
ページャをオフにする方法
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\pset pager off |
環境変数からもオフにできます。 オフにするというより、ページャで利用するプログラムを変えるのですが。
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EXPORT PAGER=cat |
ページャを有効にする方法
もしページャをオフにした後で、有効に戻したいことがあれば、次のようにします。
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\pset pager on |
環境変数を設定している場合は、これでは元に戻せませんので、環境変数を変えてください。
psqlは自動的にページャを使うときと使わない時を判別しますが、常にページャを使わせることもできます。
常にページャを使う方法
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\pset pager always |
またこれらのコマンドに加え \pset pager を実行すると、 pager の on/off の切り替えが行われます。 pager が on なら off へ、 off なら on になります。





