psql を使って 実行した PostgreSQL の SQL 結果を ファイルに書き出す方法をいくつか紹介します。
続きを読む PostgreSQL: psql で実行した SQL の結果をファイルに書き出す方法「ファイル」タグアーカイブ
大きなファイルを分割して送信し、そのあとで結合する方法
Linux 上 で、 大きなファイルを分割して転送したあとで結合する手順です。 たとえばレンタルサーバにファイルを送るときに、 一度では大きすぎてファイルがアップロードできない場合などに使えます。
続きを読む 大きなファイルを分割して送信し、そのあとで結合する方法VBA: ファイルの一覧を再帰的に出力する
よく使うコードのメモです。
Excel などで、あるフォルダ以下のファイル一覧を出力したいときに使うコードです。 言語は VBA です。
VBA は オブジェクト指向的 に書くこともできるのですが、 急遽必要だったので、「とりあえず動けばいい!」というスタイルで作りました。
プログラムの流れ
- シート上のボタンをクリックします。
- フォルダ選択ダイアログを表示します。
- 選択されたフォルダ以下のファイルを再帰的にリストにします。
- リストになったファイル一覧を、フォーム(またはシート)に出力します。
やること
- モジュールを作成して、次の関数を作成します。
- ファイル一覧を取得する
- フォルダ選択ダイアログを処理する
- 結果を出力するダイアログを作る。
- シートにボタンを作ってクリックしたときの処理を追加する。
FreeMind のファイル(.mm) を一括検索するツール
FreeMind の内部の文字を検索するツールを作りました。昔は ozFreeMindSearcher 0.9.0 RC3 というツールが公開されていたらしいのですが、今はダウンロードできないということで、作ってしまいました。職場で活用されています。
肝心のソースはgithubに上げております。
2012/05/06 時点での機能
指定されたディレクトリ以下にある、拡張子が”.mm”のファイルをすべて取得して、その中の単語を検索する→単語が見つかった場合、そのノードとファイル名、ディレクトリ名をDataGridView に出力する、といった単純なものです。
AND 検索 、OR 検索 はできません。
アプリケーションだけほしい人は、release フォルダの中の FreeMindSearcher.exe を持っていってください。 動かすには .Net Framework 2.0 が必要です。 32bit アプリケーション です。
やっていることの説明
FreeMind のファイルを見るとわかるのですが、形式は XML になっていて、それぞれのノードは node タグ になっています。そして、テキスト部分は TEXT 属性 なので、TEXT 属性 を検索するようにします。ただし、TEXT 属性の値は HTMLエンコード (漢字5文字ぐらいでなんか言い方があったはず) されていますので、検索前に検索文字列を HTMLエンコード しています。
Search ボタン をクリックすると、まず、検索する語句がHTMLエンコードされます。 次に、getMMFiles が指定ディレクトリ以下のマインドマップのファイルパスを再帰的に取得します。最後に searchFile がファイルの中を 検索して、ヒットしたものを DataGridView に出力します。searchFile
は単一のファイルについての処理なので、一つ一つのファイルについて searchFile
を実行しています。
処理部分のコード
Visual C++ 2005 で作りましたが、 Windows でしか使えないので少し後悔しています。
きれいじゃないのは本人が一番よく分かっています。
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#pragma region "Method" // フォルダが存在すれば true を、存在しなければ false を返す。 // あえて作らなくてもよかった関数。 private: System::Boolean checkFolder(String ^targetDirectory) { if (System::IO::Directory::Exists(targetDirectory)) { return true; } else { return false; } } // 指定されたディレクトリ以下の.mmファイルを、参照型引数のArrayListに追加する。 private: System::Void getMMFiles(String ^targetDirectory, ArrayList^ fileList) { array<String^>^ files = System::IO::Directory::GetFiles(targetDirectory, L"*.mm"); for each (String ^file in files) { fileList->Add(file); } array<String^>^ directories = System::IO::Directory::GetDirectories(targetDirectory); for each (String^ directory in directories) { getMMFiles(directory, fileList); } return; } // 指定されたファイルの中を検索し、ヒットしたら参照型引数のDataGridViewに表示する。 private: System::Void searchFile(String^ fileName, String^ words, Windows::Forms::DataGridView ^dataGrid) { String^ text = L""; array<String^> ^rowValue; reader = gcnew XmlTextReader(fileName); while (reader->Read()) { if (reader->NodeType == XmlNodeType::Element && reader->Name == L"node") { if (text = reader->GetAttribute(L"TEXT")) { if (text->Contains(words)) { rowValue = gcnew array<String^>(dataGrid->Columns->Count); rowValue[0] = fileName; rowValue[1] = text; rowValue[2] = System::IO::Directory::GetParent(fileName)->FullName; hitList->Rows->Add(rowValue); } } } } text = nullptr; reader->Close(); } #pragma endregion #pragma region "Event" // 検索ボタンクリック時の処理。ファイルを検索して表示する。 private: System::Void searchButton_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) { String ^searchWord = wordsComboBox->Text; searchWord = System::Web::HttpUtility::HtmlEncode(searchWord); if (!checkFolder(folderPath->Text)) { MessageBox::Show(L"Target Folder doesn't Exist.", "Error", MessageBoxButtons::OK, MessageBoxIcon::Warning); return; } hitList->Rows->Clear(); fileList = gcnew ArrayList(); getMMFiles(folderPath->Text, fileList); for each (String^ file in fileList) { searchFile(file, searchWord, hitList); } return; } // フォルダ指定ダイアログの表示。 private: System::Void folderBrowseButton_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) { if (checkFolder(folderPath->Text)) { targetDialog->SelectedPath = folderPath->Text; } if (targetDialog->ShowDialog() == Windows::Forms::DialogResult::OK) { folderPath->Text = targetDialog->SelectedPath; } } #pragma endregion |
DataGridView に表示するところは、HTMLのデコードをしなくても表示されました。自動でデコードされるんでしょうか。 DataGridView の各種プロパティなどは結構手を抜いています。