ニュートンのゆりかご


運動量保存則と力学的エネルギー保存の法則の実演のために作られた装置、日本ではニュートンのゆりかごと呼ばれることもあります。

知育教育のキットとして、子どもにもおすすめの装置です。 ちょっと動かしてみました。

片側の球を持ち上げる

まずはシンプルに、片側の球を持ち上げます。

ひとつの球を持ち上げる

片側のひとつの球を持ち上げてみます。

すると、反対側のひとつの球が打ち上げられます。

静止していた4つの球が持ち上がるわけではなく、たったひとつの球だけが打ち上がります。

ふたつの球を持ち上げる

では次にふたつの球を持ち上げて手を話します。

すると、反対側の2つの球が打ち上げられます。

ひとつの球が持ち上がるわけではなく、2つ持ち上げた時は反対側の2つの球が動きます。

よっつの球を持ち上げる

では半分以上の4つの球を持ち上げるとどうなるでしょうか。

反対側の1つの球を含む4つの球が反対側に動きます。

1つでもなく2つでもなく、4つの球が動きます。

両側の球を持ち上げる

もう少し複雑な動きを試してみました。

両側のひとつの球を同じ高さまで持ち上げる

両側のひとつの球をそれぞれ同じ高さまで持ち上げて離します。

両側のひとつの球を異なる高さまで持ち上げる

両側それぞれのひとつの球を異なる高さまで持ち上げて離します。

左のほうを高く持ちあげれば、次に右のほうが高くまで打ち上げられます。 振れ幅の大きい球が、左側、右側、左側、右側と入れ替わるようにして動きます。

もっと複雑な動きを試してみる

片側の2つの球を持ち上げ、それぞれタイミングをずらして離します。 なかなか奇妙な動きをします。

このあたりから、私の購入した Z型フレーム ニュートンのゆりかご では継続して運動することが難しくなります。 おすすめは BOJIN ニュートンのゆりかご です。

Z型フレーム ニュートンのゆりかご は、 安い上に、フレームがZ型でスタイリッシュな感じがしますが、 問題点があります。

5つの球のサイズが異なります。

5つの球が一直線に並んでいません。

そのため2つの球で運動させた時などは、減衰のスピードが速いです。

5000円未満の差ですし、 いびつな動きを見続けるのもつらいので、 購入する場合は BOJIN ニュートンのゆりかご をおすすめします。

片方の2つの球を異なる高さまで持ち上げてどうするのか、 そんな実験もやってみると面白いです。

BOJIN ニュートンのゆりかご