Spring Boot と データベースマイグレーション (2/2)


Spring Boot と データベースマイグレーション (1/2) からの続きです。

メインアプリケーションの構築

メインの Spring Boot を使ったアプリケーションを構築します。 下のようにファイルを作成していきます。

設定の追加

application.propertiesDemoApplication クラス を更新します。

データベースの接続設定を application.properties に追加します

タイムスタンプの自動更新を有効にするため、 アノテーション @EnableJpaAuditingDemoApplication クラス に付与します。

エンティティの作成

データベースのレコードに対応するエンティティを作成します。 Task クラス を domain/task/Task.kt として作成します。

@EntityListeners, @CreateDate および @LastModifiedDate はタイムスタンプ自動更新のために追加しています。

リポジトリ作成

Task エンティティ をデータベースから取得する TaskRepository インターフェースを作成します。 ファイル domain/task/TaskRepository.kt に記述します。

ビューテンプレートの作成

ビューテンプレート resources/templates/task/index.html を作成します。

コントローラ作成

コントローラを作成します。 ファイル presentation/task/TaskController.kt を作成し、 TaskController クラス を記述します。

アプリケーションの実行

コマンド ./gradlew bootrun を実行して、 しばらくすると起動が完了します。 その後、 http://localhost:8080/task にブラウザでアクセスすると確認できます。 画面からタスクを追加・削除できます。

図: 2つのタスクを追加したところ

このデモプロジェクトのコードは GitHub にあります。