エンジニアにとってみれば、SQL は使えてあたりまえかもしれませんが、営業や管理部の人からすれば魅惑の魔法といわれることもあります。 しかし非エンジニアの方でも SQL が使えた方がいいですし、 そのほうがエンジニアの作業も楽になります。
PostgreSQL を前提に話を進めますが、 後半はだいたいのデータベースで同じです。
目次
- 環境設定
- SQL を実行するための環境を整えます。
- 1つのテーブルからデータを取り出す
- シンプルなデータ取得を行います。
- データの並び順
- データの並び順を制御する方法です。
id
順、電話番号順などの並べ替えができます。 - 検索条件 NOT, IN
- データの検索条件
NOT
,IN
の使い方です。 急ぐ場合は、この項はとばしていただいてもかまいません。 - 複数のテーブルからデータを取得する
- いくつかのテーブルをまとめて、データを取得する方法です。 売上と販売商品を結び付けてデータを取得する場合などに使います。
- 件数・合計・最大・最小・平均の計算
- データから件数、合計、最大、最小、平均を求める方法です。 営業所別売上高、営業部員別売上高などを計算するときに使います。
- 式を計算する
- データから値を計算します。 売上と仕入から粗利を計算して表にする場合などに使えます。 いわゆる四則演算です。
- 検索結果をテーブルとして扱う
- 平均の最大を求めたり、平均より大きいデータを抽出したりできます。