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1分間時間術


友達なんてたくさん作ってどうするんだ!

そんな斬新な本でした。

読者として境遇の当てはまる部分が多く、とてもわかりやすかったです。わかりやすいというか、指針が得られた本でした。また、私の経験とも重なる部分があったので、今までのやり方に自信が持てた部分もありました。

メディアを絶つ

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、メールマガジン、……。いろんな人がいろんな情報を発信しています。我々もそういった情報を目にして生活しています。ところで、そのなかで役に立ったといえる情報はどれだけあるでしょうか。いくつ挙げられますか?

筆者は、これらはすべて不要だと書いています。私も、テレビは時間の無駄だと判断して、小学生の頃から見るのをやめました。たしかにそうすることで時間を作ることができましたし、勉強などは他人よりもよくできていました。

ただこの中で一つだけ、断ち切れていなかったものがありました。メールマガジンです。本書には、登録してもよいメールマガジンの数断ち切るべきメールマガジン登録に値するメールマガジンについて書かれていました。今日からその指針に沿って、登録していたメールマガジンをバンバン解除していきます。

専属と集中

父、母、子供。それぞれがそれぞれの役割を持っています。筆者の環境はとても恵まれていました。父は稼ぐ、母は家事をする、子供は勉強をする。各自、自分の役割に集中をする環境ができていました。それが成功への近道なんです。父親が家事をやっていたら稼ぐスピードが遅くなる、基本的な考え方はとても単純です。

私も小学生~高校生の頃はそんな環境にありました。私自身も勉強に集中していました。そのため大学はトップレベルの大学に行けましたし、その恩恵を今でも受けています。

ただ、友人関係があまりうまくいかなかった。今でもちょっと引け目を感じていますが、そんなことは気にすることではないと著者は書いています。友人なんて1年に1人つくればいい。そんなに友人を作ったり、深い人付き合いをしてもあまりいいことはないそうです。難しく考える必要はないみたいで、少し救われたような気がしました。細かいことについては本書をお読みください。

また、大学から今に至るまではあまり集中してこなかったので、それなりにうまくいかない人生を送っています。今一度生活を見直してみようと思いました。自分だけではなく、家庭そのものの環境から変えることが必要ですね。

返事を返すタイミング

会社で働く私にとって、メールの返信は非常に重要な仕事です。メールをいつ返すのがよいのか。また、メールはいつチェックするのがよいのか。著者は、返信するべきではないメールもあると書いています。

また、この本にはどんな内容で返信するべきかも書かれています。長文よりも、1行でいいから返す、寧ろその方がいい。1行ですからその中に必要な情報を入れないといけないですね。あなたなら、どうしますか?

この本には例文が載っており、大変参考になります。この技は、明日から使わせていただきます。

そのほかにもおもしろい話が書かれていたのですが、長くなるのでここでの紹介は控えます。もし、「なんだか役に立ちそうだ!」と思われた方は是非読んでみるといいと思います、きっと役に立ちます。


リーダーになるために 第1章 あなたのなかにリーダーを見つける


今日は『リーダーになるために』の第1章について綴っていきます。

リーダーシップのメリット

我々はなぜこの本を読んでいるのでしょうか。それは、リーダーになることに何らかのメリットを感じているからですね。昇給もあるでしょうし、職場環境をよくすることもメリットの一つでしょう。本の中では、リーダーになることのメリット、リーダーシップのメリットについて次のように書かれています。

どれほどの成功をおさめるか、どれだけ幸福になれるかをかなりの程度にまで決定するだろう。 それも仕事においてだけではない。家族、慈善グループ、スポーツ・チーム、市民団体、社交クラブ、いくらでも挙げられよう。

端的に言えば、成功幸福です。リーダーになりたいですか? なりたいですよね? 仕事だけじゃなくて人と関わる場面でリーダーシップを発揮することができそうです。誰にでもチャンスがあるんですね。

でもここで必ず出てくるのは「どうやったら凄腕リーダーになれるの?」といった質問の類です。ではまずリーダーシップとは何かを確認してみましょう。

リーダーシップとは

本書で規定されているリーダーシップは次の通りです。

  • 人々を援助して彼らの可能なる能力を発揮させること
  • 将来へのビジョンを確立すること
  • 勇気づけ、指導し、模範となること
  • 成功に導く関係を確立し維持すること

リーダーになるにはこの4つが必要ということです。この中のどれが欠けても良きリーダーにはなれない、掲載されている事例を読むとそう思えてきます。リーダーがどんなものかが分かれば、話は早いです。本に掲載されている事例を読むと具体的によくわかりますね。

リーダーの素質

「リーダーが何かもわかったし、身の回りにリーダーシップを発揮する場面が沢山あることもわかった。だけども本当に私はリーダーになれるのか?」

私があなたについてリーダーになれるかなれないかを判定することはできませんが、リーダーになる素質もひとつではなくいくつもあるので簡単に紹介したいと思います。 括弧内は本の中で出てきた該当する事例の人物名です。

  • 怒らず、紳士的に振る舞う (チャールズ・シュワップ)
  • 気配り (フレッド・ウィルポン)
  • ビジョン、熱意、粘り強さ (スティーブン・ジョブズ、スティーブン・ウォズニャック)
  • ビジョン、粘り強さ (ジョージ・ガーシュイン)
  • 回転の速い頭脳 (ロバート・L・クランドール)
  • 情熱 (メアリ・ルー・レットン)
  • 謙虚さ (ヒュー・ダウンズ)
  • 模範を作って実践する (アーサー・アッシュ)

本の中に記載されている事例を読むと、リーダーと言っても最初のアプローチがいくつもあるということに驚きました。これだけバリエーションがあると、一体自分はどうするのが適しているのか気になりますがそこからは自分で考えるしかないです。これが、第1章のタイトルが「あなたの中にリーダーを見つける」になっている所以だと思います。

生活・仕事の中で自分が活かせるリーダー性はないか、注意して過ごしていきましょう。


7つの習慣』で定義されているリーダーとは少し違いますね。

参考書籍