目次
ある日 Sorry, your request cannot be accepted
と表示されて、ログインすらできなくなってしまいました。 そのときの対処法をまとめました。
もし私と同じようなメッセージが表示されている方は参考にしてみてください。 私の場合は IP GEO Block プラグイン が原因でした。
表示されたメッセージ
Sorry, your request cannot be accepted.
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解決法
ログインして IP GEO Block を無効にできればいいのですが、 ログインできませんのでデータベースまたはファイルを変更します。
データベースからプラグインを無効にする
プラグインの有効・無効はデータベースの wp_options
テーブルに記録されています。 テーブル名の先頭 wp_
の部分はインストール時の設定によって異なる場合があります。
次のSQLを実行すると、すべてのプラグインを無効にできます。 ただ、私の場合は別のプラグインのエラーが出るようになったので、異なる方法をとりました。
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UPDATE wp_options SET option_value = '' WHERE option_name = 'active_plugins'; |
私は IP GEO Block のみを無効にしました。 ひとつのプラグインだけを無効にする場合は少し細工が必要です。 次のようにして有効なプラグインの情報を取得します。
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SELECT * FROM wp_options WHERE WHERE option_name = 'active_plugins'; |
カラム option_value
の値をチェックします。 例えば次のように表示されているはずです。
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a:5:{i:0;s:31:"xxx.php";i:1;s:36:"xxx.php";i:2;s:29:"ip-geo-block/ip-geo-block.php";i:3;s:47:"xxx.php";i:4;s:57:"xxx.php";} |
数値や文字数は、お使いのプラグイン状況によって変わります。ここから次のようにして値を変更します。
- 先頭の
a:
の次に書かれているのがプラグインの個数です。これを1減らします。 i:2;s:29:"ip-geo-block/ip-geo-block.php";
の部分を削除します。- 削除した部分より後にある、
i:
の後の数字をそれぞれ1減らします。
結果として次のようになっているはずです。
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a:4:{i:0;s:31:"xxx.php";i:1;s:36:"xxx.php";i:2;s:47:"xxx.php";i:3;s:57:"xxx.php";} |
この値を MySQL Admin を用いて保存します。 SQL の UPDATE 文 を使っても OK です。
このようにして無効にした後は、通常通りログインして、無効にしたプラグインを再度有効にします。 私はこれで解決しました。
ファイルからプラグインを無効にする
ディレクトリ wp-content/plugins
の中の IP GEO Block のディレクトリを削除または名前変更します。 これでプラグインを無効にできます。