心配事の9割は起こらない


禅僧、曹洞宗の住職が本を書いていたので読んでみました。

いかに自分がありもしないことにとらわれているか、それを教えてくれる1冊でした。

私に一番あてはまったのは、色眼鏡をかけないということです。「あの人は○○だから……」。そんな見方をしてしまうと、それ以外の見方ができなくなります。実はいいところもある人なのに、そういういいところを見ることができなくなってしまいます。そして、そういう悪いところを(あげつら)うのは自分の心の問題だと書いてありました。

冷静なときは当たり前だと思って見過ごしてしまう話ですが、自分が渦中にいるときはぐっさりきますね。

競争から離れる方法などなど書いてありました。周囲の環境というのが、自分の意思や思いによってつくりだされていること、言い換えれば、自分の考えを変えることで環境を変えることができるということを思い返す良い機会になりました。


家計簿つけるならこれ! わたしの家計ノート


しばらく家計簿をつけていなかったのですが、結婚したこともあり、出費が多くなってきました。管理せねばと思って買った家計簿がこれ。

私の家計ノート
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これは数年前にも1度使ったことがあります。私がこれを選んだポイントを紹介しましょう。

紙である

まずは、なんで紙の家計簿にしたのかってことですね。今ならスマートフォンもあります。それなのになぜ紙の家計簿なのか。

難しい理由ではありません。スマートフォンだと電池が切れたときにどうにもならないからです。アプリ起動して数字を入力して……とやっていると時間もかかります。さらさらっと書ける紙の方が私には使いやすいです。

目的がはっきりしている

家計簿をつけるのには目的があります。無駄な支出を減らして、ある目的のためにお金を貯めたい。じゃあそのためにどうしますか?食費、光熱費、交通費、娯楽、……なにに一番お金がかかっているのかを調べて、減らせるところから減らすのではないでしょうか。

この家計ノートでは、カテゴリ別に書き込む欄が決まっていて、週計、月計が書き込めます。毎月、予算と実績、差額を書き込む欄があり、予算との比較もできるようになっています。そして、今月いくら貯まったかがわかります。他の家計簿と違うのは、月ごとの収支を予算と比較して、またカテゴリ別にもはっきりさせるところです。私の知る限り、他の家計簿では月ごとの単純な全集計しかなく、カテゴリ別のお金の感覚がつかめません。

貯めるための家計簿だから、カテゴリ別に収支がわかって月ごとの収支もわかったほうがいいに決まっています。

不足がない

これ、とても重要です。クレジットカード、銀行口座、保険、ローン、目標金額、必要金額、ライフイベント(車購入、住宅購入、大学入学など)も管理したい!ってなったとき、この家計ノートだったら1冊で管理できます。 費用の推移をグラフにしたい、電子マネーのチャージを記録したい、食費・光熱費が全体に占める割合を計算したい! それもこのノート1冊で収まります。

別の紙で管理……となるとバラバラになってしまうことが多いですから、1冊あれば大丈夫というのはとても大きなメリットです。

レシートポケットもありますし、毎日振り返ってメモを残したりもできるようになっています。医療費のまとめページもあるので、確定申告にも役立ちます。

以上、私がこの家計ノートを選んだ決め手でした。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話


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読みました。この本のポイントは3つです。

  1. 人は変われる
  2. 夫婦と親子の愛
  3. 教える姿勢

人は変われる

目標を持ってがんばった、そして自分を変えていった、そこがとてもすごいところです。家庭環境も恵まれたものとは言えず、両親そして本人もとても大変な思いがあったと思います。

もともとはただのギャルです。退学寸前までいったギャルです。それでも自分を変えようとする思い、塾へ通い始めてから合格するまでの心境の変化には心打たれます。

夫婦と親子の愛

夫から子への思い、妻から子への思い、夫と妻の関係、変化するものしないもの、筆舌に尽くしがたいものがあります。特に母親の子供に対する愛情はものすごいです。これは見るべきです。涙を流す人が多いのも頷けます。

また、子供が志望校に合格することで家庭が大きく変わりました。それは単なる喜びというものではないです。父の考え方をがらりと変えてしまいました。子供は宝ですね。

教える姿勢

教育者というものはこういう考えをもっていてほしい、そう思いました。教育に携わる人には読んでほしい一冊です。

ダメな人間なんていないんです。ただ、ダメな指導者がいるだけなんです。

好意を与え続ける、礼儀をつくし続けることが大切なんです。

そして、転機が効くとは 著者 坪田さん のことを言うんですね。

ズコーっていう音が聞こえそうになりました。でも、僕はポジティブでした。歴史関連のことを2つ”も”知ってるじゃないか!!!

見習って自分の仕事にも活かしていきます。

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VMWare Player: Ubuntu で最初から画面サイズを合わせて表示する方法


VMWare Player の上で Ubuntu 13.10 を使っています。 VMWare Player だと lightdm でログインした後は VMWare Player 内 での 表示画面サイズを Ubuntu で設定した画面のサイズに自動で合わせてくれるのですが、 最初の起動画面 (grub) や Alt+Ctrl+F1-6 で切り替えられる仮装コンソールは 800×600 の状態です。 これを実際の画面サイズ (私の場合は 1366×768) にするには GRUB の画面解像度を変更します。

お使いの Ubuntu のバージョンは lsb_release -a で調べられると思います。

手順

sudo vi /etc/default/grub を実行します。

25行目あたりに次のような記述があります。

その下に次の記述を追加します。

サポートされている解像度しか指定できませんのでご注意ください。

その後で、 sudo update-grub を実行してから再起動します。

さらに詳しく

ここで設定した GRUB_GFXMODE/etc/grub.d/ 配下のスクリプトで使用されています。

参考


1分間時間術


友達なんてたくさん作ってどうするんだ!

そんな斬新な本でした。

読者として境遇の当てはまる部分が多く、とてもわかりやすかったです。わかりやすいというか、指針が得られた本でした。また、私の経験とも重なる部分があったので、今までのやり方に自信が持てた部分もありました。

メディアを絶つ

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、メールマガジン、……。いろんな人がいろんな情報を発信しています。我々もそういった情報を目にして生活しています。ところで、そのなかで役に立ったといえる情報はどれだけあるでしょうか。いくつ挙げられますか?

筆者は、これらはすべて不要だと書いています。私も、テレビは時間の無駄だと判断して、小学生の頃から見るのをやめました。たしかにそうすることで時間を作ることができましたし、勉強などは他人よりもよくできていました。

ただこの中で一つだけ、断ち切れていなかったものがありました。メールマガジンです。本書には、登録してもよいメールマガジンの数断ち切るべきメールマガジン登録に値するメールマガジンについて書かれていました。今日からその指針に沿って、登録していたメールマガジンをバンバン解除していきます。

専属と集中

父、母、子供。それぞれがそれぞれの役割を持っています。筆者の環境はとても恵まれていました。父は稼ぐ、母は家事をする、子供は勉強をする。各自、自分の役割に集中をする環境ができていました。それが成功への近道なんです。父親が家事をやっていたら稼ぐスピードが遅くなる、基本的な考え方はとても単純です。

私も小学生~高校生の頃はそんな環境にありました。私自身も勉強に集中していました。そのため大学はトップレベルの大学に行けましたし、その恩恵を今でも受けています。

ただ、友人関係があまりうまくいかなかった。今でもちょっと引け目を感じていますが、そんなことは気にすることではないと著者は書いています。友人なんて1年に1人つくればいい。そんなに友人を作ったり、深い人付き合いをしてもあまりいいことはないそうです。難しく考える必要はないみたいで、少し救われたような気がしました。細かいことについては本書をお読みください。

また、大学から今に至るまではあまり集中してこなかったので、それなりにうまくいかない人生を送っています。今一度生活を見直してみようと思いました。自分だけではなく、家庭そのものの環境から変えることが必要ですね。

返事を返すタイミング

会社で働く私にとって、メールの返信は非常に重要な仕事です。メールをいつ返すのがよいのか。また、メールはいつチェックするのがよいのか。著者は、返信するべきではないメールもあると書いています。

また、この本にはどんな内容で返信するべきかも書かれています。長文よりも、1行でいいから返す、寧ろその方がいい。1行ですからその中に必要な情報を入れないといけないですね。あなたなら、どうしますか?

この本には例文が載っており、大変参考になります。この技は、明日から使わせていただきます。

そのほかにもおもしろい話が書かれていたのですが、長くなるのでここでの紹介は控えます。もし、「なんだか役に立ちそうだ!」と思われた方は是非読んでみるといいと思います、きっと役に立ちます。


A Life Summary of an Gypsy