ウインドウマネージャ openbox 上 で xterm を使っていると、 日本語の太字が文字化けして表示されないことがあります。 Ubuntu などに日本語環境をインストールして xterm を使ったりするとそうなります。 ここでは、私が xterm で日本語を表示できるようにした方法を紹介します。 (uxterm でも同じです。)
メニューの設定
xterm 起動時にオプションを設定することで日本語の文字化けを解消します。 そこで、 メニューから開かれる xterm のコマンドを変更します。 LXDE や gnome などの ウインドウマネージャ だと、 右クリックからプロパティを開いて変更できます。 そこでコマンドを xterm -fwb Sans
にすれば、 ワイド文字の Bold は Sans が使われて表示されるようになります。
私の場合は、 openbox を使っていて、 更に “Terminal emulator” メニューで出てくる LXTerminal を xterm に変えたかったので下のようにしました。
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mkdir -p ~/.config/openbox cp /etc/xdg/openbox/menu.xml ~/.config/openbox |
このようにしてメニューを変更する準備をした上で、 ~/.config/openbox/menu.xml
の該当箇所を xterm の機動コマンドに書き換えます。
日本語の Windows で Google Chrome を英語スタイルにして使う場合、日本語のが中国語フォントで表示されることがあります。ここではその対処法を紹介します。(この対処法を行った後でも google drive の表示は中国語フォントが優先されました。)
手順
- Google Chrome の設定画面を開きます。英語環境では Settings ですね。
- 設定画面で右上に表示されている検索窓に ‘font’ と入力します。font size というのが表示されます。
- そこで ボタン「Customize fonts…」をクリックします。
- 使用するフォントを指定できるので、「MS ゴシック」「MS P ゴシック」「メイリオ」などの日本語フォントを設定します。
こうすることで、中国語フォントよりも日本語フォントが優先されます。
この記事を書いているときの Chrome のバージョンは Version 32.0.1700.107 m でした。
eclipse で日本語のコメントを書いたりすると、フォントの幅がおかしくなることがあります。 そもそも日本語は等幅フォントで表示されていません。 そこで今日は、日本語を等幅フォントで表示する方法を書きます。
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eclipse 日本語フォントの幅がおかしいとき →
A Life Summary of an Gypsy